川田模型 SV-10 シグマ2



ワンベルトドライブでモーター位置変更可能なカワダのSIGMA2。Σ2、シグマ2とも書かれますね。
見所を紹介しようとしたものの、メーカーHPに詳細が「数値とともに」載っていて、正直あんまり書く事がないのです。
なので補足的な感じで&生温かい目でご覧ください。久しぶりだし。

TA04、TBエボリューション3、TRF415、MR-4TCSD、Pro4、TC3、XXX-S、YM34、T4(OVAの)らが活躍した懐かしい時代に誕生したのが初代SV-10 SIGMA。その2代目がSIGMA2。
初代と2ではワンベルトドライブこそ受け継ぐものの、ほぼほぼ別のクルマの印象です。
バンパーはタミヤ製をつけたハズ。


初代との大きな違いは、アッパーデッキとサス。
2になってワンベルト、というかSIGMAならではのメリットをさらに活かす方向へと設計し直されている感がします。


一新されたアッパーデッキ。「Σ」の文字がいくつか見えてしまいそうなコダワリの形状。


モーターマウントはカワダらしい丁寧で実直な造り。
マウント位置は2箇所から選べます。そのため、メインシャシーの抜きもシャフトドライブ車のように前後に長いです。
マウント位置を変更した場合には、アッパーデッキを裏返して使うという脅威の設計!


右から見た駆動系。複雑さもなくスッキリ。
バッテリースロットは頑張って角を落とさなくてもOKなEMBバッテリーマウント。


基本、アッパーとロアーの板2枚で構成されているため、余計なモノがなく、メンテナンスは容易です。
ビスの数も少ないですし♪


ワンベルト→バルクの左右間隔を狭くできる→サスピンを内側にできる→足を長くできる。という具合(?)でサスアームは新設計の長足。
フロントはワンウェイが採用されてます。
プーリーは驚きの42T!

前後左右で共通のサスアーム!バルクも前後左右で共通!
この設計にはシビレますね。


ワンベルトらしく、ベルトがシャシーの真ん中を通ってます。
モッサリしがちな樹脂カバーも、機能を果たしつつ、その存在がまったく邪魔にならないほど溶け込んでる気がしますね。


当時はサンワの青いFM受信機や、23Tモーターを載せてたんですよね...ということから、ちょい古カテゴリー入りにしたSIGMA2。
他にもキングピンとかデフとか、これでもかと工夫を凝らしたポイントが満載ですので、メーカーHPをチェックしてみてください。

ご参考:
K.models TRIGGER HF:SIGMAの駆動系を使用 
京商 KX-One:TFシリーズではない京商のワンベルトツーリング 

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