スティンガーMK II:下準備から

■続きも京商バギー
オプティマミッドに載せようとスティンガーMKⅡのボディを入手したんですが、やっぱり本来のシャシーに載せたくなりました。そうは思ってもなかなかシャシーが入手できない。古いクルマですもんね。




我が家にやってきた時は鉄のパーツが上のロッドのように赤サビで大賑わい、アルミパーツは白く、樹脂パーツは砂と泥。ステアリング、エンジン、クラッチは固着。見た目はかなりの猛者、その分お値段はリーズナブル。
とりあえずバラバラにして、素材ごとに分別して各作業に移ります。

 
■鉄を染め
ビスやアジャストロッドなど今でも買えるものを新品で揃えると高くつくので、今回は元のパーツを黒く染めることに。
使用したのはバーチウッドのスーパーブルー。鉄に黒サビを発生させ赤サビを防ぐ薬品で、ミリタリー系が得意なホビーショップや、銃砲店で売ってます。自分は近所の後者で購入しました。

大きな部品はリューターで磨き、ビスなどの小物類はシャカシャカ君でシャカシャカ。その後、脱脂して、大きな部品は原液を塗布、ビス類はやや薄めた液にドボン。黒くなって油責めにしてるのが上の状態。黒光りしてるぜ!
アルミ用もあるので、アルマイトに飽きた方は冷たい青みの黒を目指してみても面白いかも。


 
■樹脂を洗い
樹脂パーツはお馴染みのマジックリン。廃油が溶け流れるほど強力なのに家庭用。

この後、シリコンスプレーなどで艶出し。

■アルミを磨く
アルミパーツはリューター+真鍮ブラシorアフロヘアみたいなビットで磨いて、バフがけせず終了。


と、一連の作業をして組み上げたのが一番上の画像です。残りは揃って割れていたダンパーストッパーを瞬着とアルテコで修繕したくらい。
結果的に元の状態が良好だったんすね。特に大きな変形もなかったし、ビスは1本を除いて他は全て使えましたし。ただ付属エンジンでの始動は固着が凄くて諦めました。

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