ひろさか(YU MODEL) LaLa Proto

 
R/Cカー界で最も著名なメカニックといえば広坂パパさん。四半世紀以上も前から数多くのチャンピオンマシーンを生み出し続けた偉業は誰もが認めるところ。
そのパパさんが立ち上げたブランドひろさか(YU MODEL)のオリジナルカーがLaLa PROTO。
2006年に開催された「YU MODEL レディースカップ インターナショナル」で活躍したモデル。
(この個体は上記レースに出場していた記録がなく、どのタイミングで作られたものかは不明です)
ゴールドのカーボンプレートが華やか。小柄ながら堂々の風格。
ほぼミニサイズの4WDシャシーに、サブCを5セルを搭載し、ツーリングカー用タイヤを履くという既存の枠にはまらない独自のパッケージ。ボディはコミカルなタイプ。
 

実績のあるHPI Pro4の駆動系を流用してます。
 

有機的な形状の前後ダンパーステー。パパさんが描く曲線そのもの。中央のハートマークがお茶目。
 
 

ダンパーステー前方に設置されたボディマウントは、クラッシュ時にダンパーステーを折らないためのもの。これはMR-4TC SD世界戦仕様(リンクはレプリカ)と同じ考えによるものでしょう。

 
バッテリーはシャシーに対して若干斜めに搭載。2005年のRCW2月号総力特集「冬の工作教室」で製作されたHPI Pro4や、後のALF-05と同じ血統を感じさせます。

パッと見で開発者が思い浮かぶデザインが魅力的。そして思い浮かべた自分がちょっと嬉しい気持ちになれるシャシーです。


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